人気ブログランキング | 話題のタグを見る

少子化の原因は教育

少子化の原因として、社会制度がどうという話をよく聞く。
貧困を恐れて結婚をしない、子供を作らないという話。

そこから見て取れるのは、社会制度の不備でなく、
結婚や子作りに対する過剰な警戒心ではないだろうか。

社会に情報が溢れて、教育が行き届いて、
人生設計などの計画性が尊重された結果の少子化ではないだろうか。

結婚も子作りも計画をすればするほど現実から遠くなり、
計画をすればするほど、理想からかけ離れた時に絶望が深くなる。

取り敢えず、計画するな、勢いで生きろ、
うまくいかなかったら誰かが何とかするから深く考えるな。
それが少子化を打開する策だと思う。

社会制度が全力を出すのはそのあとの話。
職がなかったら職を準備する。
ただ、そこに職業選択の自由はない、国が必要な職を用意するだけ。
人手不足の業界や職種にどんどん職のない人間を斡旋する。

その先に待っている生活が不幸であるか、そうでないか。

# by uskpn | 2020-12-02 00:33 | 社会

優生思想とヒトラー

最近ネットニュースなどで優生思想に関する記事を目にする事が多くなった。
そもそも、農業や競走馬の分野などでは当然のように取り入れられている優生学が、人間に対しては突然禁忌になってしまう。それは当然の事で、人間は他の動植物に対して十分に脅威となり得る力を身に付けていて、これ以上個々が優秀になる必要性が薄く、個々の幸福を追求するフェーズに移行しているからだと思う。もちろん、国家間の諍いは残るものの、多くの国家間で、お互いに倫理観を共有して、最低限のルールを共有し合うくらいの状況は保てていて、そんな中で優先すべきは、唐突に駆除されたり、豊かに生きる権利を奪われてしまうような状況を避ける事であり、国家のポテンシャルを最大限に引き出す事はその次で十分というのが建前。(ただ、実際には、学歴や収入によるクラスターがあり、その中での同調圧などでやんわりと優生思想を押し付けられる事は往々にしてあるように思う)
そして、優生思想と同時に語られるのがヒトラーの政策。実際に起こってしまった最悪の顛末としてのニュアンスはあるものの、それを匂わせる要素があれば取り敢えず「ヒトラー」と言っておけば悪に変わる.. という安易な使われ方をしている事も多いように思う。そもそもヒトラーが勝ち続けて世界を制していたらヒトラーの思想が人間社会における強者の論理として主流になってしまっただろうし、実際に明らかに非人道的な軍隊という組織が未だに世界から無くならないのは、軍隊の力を行使して勝った国の論理が維持されているからだと思う。
ヒトラーを無条件に悪を認定する魔法の言葉にする事なく、なぜ悪いのかという事に正面から向き合って、フラットに答えを導き出していかないと、勝ったから正しい.. 負けたから悪い.. という、本質から逸れた目眩し的な論理に流されてしまう危険性もあるように思う。
人間に対する優生思想は良くない。それは、唐突に駆除されたり、豊かに生きる権利を奪われてしまう事が嫌だからで、そんな事をしなくても、人間は十分に動植物に対抗してゆける社会性や技術力を身に付けているからであって、ヒトラーと同じ考え方だからではない。

# by uskpn | 2020-07-27 02:50 | 社会

これは全ての人、全ての国に言える事かと思うけど、自国の利益を追求する前に、小説でも、漫画でも、映画でもいい、全国民が他国の国民と入れ替わった結果を想像してみたらいいと思う。
# by uskpn | 2020-07-27 00:46 | 社会

職場に異業種で30年ほどデザイン経験を積んだ新人が入ってきて半年。手を掛けて色々と教えているにも関わらず中々成長した姿を見せてくれないので、どうしたものかと思っていたところ、先日ふとした会話の中から原因の一旦が見えた気がした。
驚いたのは、当初から注意していたにも関わらず、未だに基礎的な勉強に手を付けず、応用ばかりをやっていたという事。結果、基礎的なソフトの機能や操作の知識が欠落しているので、効率の悪い作業を繰り返していて、応用ばかりをやっているので、一見派手なデザインができる反面、そこから外れたものを要求されると行き詰まってしまう。応用ばかりを積極的に取り込んでいった結果、逆に応用が利かなくなってしまっているというパラドックスがそこにあるような気がした。
最近ようやく基礎の大切さに気付いて後戻りをしてくれているものの、既に半年間、できる事とできない事のムラがあり過ぎて仕事を頼み難い状況が続いていて、更に、これから先の学びを待たなければいけない状況も継続.. 大分無駄が生まれてしまったように思う。
ずーーっと長い目で見たらそちらの方が結果的に伸びたとしても、会社としてこれ以上待つわけにもいかず、やはり早い段階で基礎をしっかりと学び直して欲しかったというのが正直なところ。パクリで培った技術をパクリで補っているのではいつまでもムラが残ってしまう。得意な表現だけで勝負ができる現場であればそれでも良いかもしれないけれど、多様な表現が求められる現場ではそれも通用しない。
基礎がきちんと身に付いていれば、技術的なシーズにも積極的に気付く事ができるし、応用をより深く理解する事ができ、オリジナリティのある応用を自ら生み出す事もできる。手っ取り早く派手な事ができるようになるのも時には必要かもしれないけれど、やはり長い目で見たら基礎は大事。

# by uskpn | 2020-07-27 00:35 | デザイン

意識的に見過ぎているせいかもしれないけど、Twitterなどで、特に政治的主張を度々行っているアカウントを見ていると、特定の主張に積極的にいいねやリツイートを行なっていて、(それが長い目で見た時には一貫した主張になっていなかったとしても)支持している団体の追い風となる意見は積極的に推して、そうでない意見は積極的に叩くという、何か快楽や安心を得るための条件反射的な行為を繰り返しているようにも見える。それらは、それをさらに俯瞰で評論するサイト上で、大きく右と左に分けて論じられる事が多い。それが世論のうねりを利用した政治的な勢力闘争であるとしても、それに参加している人達は、本当に何の疑問も感じずにいいねを押し続けているのだろうかと思う。(反面、流れの上流にいる人達はしっかりと意見が割れていて、同じ派閥内でも殴り合っているようにも見える)
一旦、政治の切り口として、大きなうねりがどこにあるのかを考えてみたいと思う。

一つは、国家など領地的帰属意識によるクラスター。自国への帰属意識によるものだけではなく、他国からの統治権への干渉を目的としたクラスターも存在する。時には市民の心に染み入るような心地良い主張を奏で、時には自国にとって都合の良い政策を垣間見せる。
一つは、民族など歴史的帰属意識によるクラスター。深い部分での連帯感と、元々は国家などの領地的帰属意識によるクラスターを形成していた名残がある事もあり、独自の政治観から現在所属している国家との対立を生む事もある。
一つは、宗教や食や生活スタイルなどによる哲学的帰属意識によるクラスター。原則として理念に基づいた主張を抱いているものの、政治そのものに関しては妥協できる点も多く、自身を活かしてくれるクラスターと結び付いて立場を変える事もできる。
一つは、人種・性別・年代・障害の有無など身体的帰属意識によるクラスター。容易に変えることのできない立場の違いによる価値観の齟齬を抱いており、特定の立場に有利なシステムの中に共存している事による政治的な不満はあるものの、そこから外れた政策に関して一貫した主張はない。
一つは、所得・立場・職業などポジション的帰属意識によるクラスター。身体的帰属意識によるクラスターと似通った特徴があるものの、自身のアクションやタイミングによりポジションが変化する場合もある。

それらは、複雑に絡み合い、利用し合いながら、政党政治の中に息衝いている。どの政党がどのクラスターを支援しているという明確な区別もなく、ただ、はっきりと言えることは、政治家は全員が政治家というポジション的帰属意識に属しており、多くが国家という領地的帰属意識と大和民族という歴史的帰属意識に属している。そんな中から生み出された政策や論調に対して、支持している団体の総意と一致し続ける事などあるだろうか。特に右系とされる、自民党寄りの政党は細かな点で意見が異なるものの、領地的帰属意識や歴史的帰属意識による政策においては、意見が一致する事が多いように思える。民主党系は明確に左系と言えるほどには右系と立ち位置が変わらないものの、同じ政策では敵わないので、哲学的帰属意識・身体的帰属意識・ポジション的帰属意識による政策も強調して共感を集めているように思える。特に左系と思わせるのは領地的帰属意識の異なる集団。日本ではアメリカやイギリスにシンパシーを感じる事ができるのが右系、中国やロシアにシンパシーを感じる事ができるのが左系という括りになっているように感じる。ただ、それだけでは大きな支持を得る事ができないので、特に左系を思わせる集団は、右系が取りこぼしがちな哲学的帰属意識・身体的帰属意識・ポジション的帰属意識を入念に拾い集めているように思える。それが、偽善が叩かれる理由にも繋がっていて、例えば反原発は左翼的思想だから右翼は原発を推進するべきだ.. など、モラルを歪める原因にもなっていると感じる。

踏まえて、Twitterでの偏ったいいねやリツイートを鑑みた時に、そのいいねは、支持している団体の戦略に踊らされたものではないですか?と思うと、複雑な心境になるのだと思う。

# by uskpn | 2020-07-18 03:50 | 社会