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予算を使い切るな.. NHK受信料関連の情勢を受けて

NHK受信料関連の色々な動きを目にするけれど、個人的には決まっている事であれば足並みを揃えて払うべきだと思っているし、払うなら払う、払わないなら払わないで統一してくれればいい。
ただ、今は情報の発信手段が多様化してきているので、昔の感覚で決められたルールは徐々に変わっていく必要があるようにも思う。
そういった価値観の移り変わりはあるとしても、やはり払う側にとって気になるのはその使い道。NHKにはいくつかの重要な役割があると思う。一つは、スポンサーに左右されない公平な情報を発信する事。「NHKの番組で言っている事は間違いない」という信頼感。もう一つは、国民が共有すべき価値観を適切に提供する事。「NHKの番組を見ていれば社会的感覚からズレる事はない」という安心感。もう一つは、一時的な需要に流される事なく、長期的視点を持って世界水準の映像コンテンツを作り続け、それに関わる技術者や演者の技能水準と生活を守る事。「NHKの番組が守ってくれているから大丈夫」という依存感。そこに納得のいく結果があって、適切に運営されていれば、今以上に理解を得られるのではないかと思う。
それでは何故、こんなにも反発を招いているのか。単に払わなくていいものは払いたくないという気持ちがあるのと、払っているという事を強く意識させられる徴収形態であるというのもあるけれど、やはり、よく言われている職員の給料や社屋の費用などに加えて、必要以上に番組作りにお金を使っているように見える.. というのも大きいと思う。そこに、予算に合わせた動き方をしているという問題はないだろうか。
予算がなければないなりにやれる事もある。にも関わらず、予算があると、予算の範囲内で必要以上の事までしてしまう。それがはっきりと見て取れるので、投資するに値しない事業であると思われてしまうのだと思う。まずは、胸を張って、「我々は必要であり、適切である」という事を示せるよう、細かな事まで全ての在り方を見直す必要があると思う。その上で、余った予算は無理に使い切らず、受信料の請求額を見直したり、番組の作成量や放送時間を見直したり、理解の得られる事業計画(例えば、緊急時の報道体制を守るための、民間も利用ができる独自のドローンネットワークの構築など)に投資したり、予算ありきではなく、必要に応じた事業運営を行っていけば良いのではないかと思う。

by uskpn | 2020-07-12 01:19 | 社会 | Comments(0)